怨毒草子
- 作者:内藤了
- 発売日: 2020/06/18
- メディア: Kindle版
内藤先生の「よろず建物因縁帳」シリーズ。
民俗要素たっぷりで、今回の建物はお寺。
あまりに待ちすぎたので敢えて少しずつ読み進める。
でもやっぱり一気に若しくは2回に分けるが最適かも。
読了後、気になったので怨毒絵を探す。
九相図というのが近いのかな。
血を使って書かれた絵ってやっぱり怪異を起こす。
残酷でおぞましいのに目を逸らすことができない。
この作品を読んで、自分だけじゃなかったんだと
納得したものの、でも罪悪感が半端無い。
ついついどうしてこうなったのか考えてしまう。
春奈さんはいつもに増してコミックスのキャラ感が
倍増して「知らないんだからっ! フン」みたいな
でも、春奈からじゃなく仙龍から...いやいやいや
曳家のシーンは臨場感溢れるというか
実際見たこともないので分かりようがないのだけど
でもその様子がありありと浮かぶ描写で大好きです。
次は黒い鎖にもっと近くなった話だろうな。
表裏のウラが岡山に繋がってるって、凄く気になる。
#怨毒草子 #内藤了